生年月日 /
- 1987年4月9日
活動場所 /
- 神戸
自己紹介 /
- ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
ー方丈記(鴨長明)
時は止まることなく動き続け、全てのものはうつり変わる。
私の目にうつる風景もまた、刻々と変化していきます。
感情、感覚、気候、光、音、匂い
目には見えないものが交錯することで、風景は二度同じ姿をあらわすことがありません。
通念的な世界も、ほんの一瞬の存在。
目にうつる世界のすぐそばには、違う顔をしたそれが在る。
「世界は無数に存在する」
世界は、私自身に呼応して移り変わっていく、不確かなものです。
だから、その一瞬を逃さないよう、確かに描いていきたいのです。